インターネットで様々なホームページを見ていてアドレスバーに「保護されていない通信」と表示されるページをみたことがあると思います。
場合によっては保護されていないことからブラウザで表示されないこともあります。
自社のホームページに「保護されていない通信」と表示されていて、どうしたらいいのかわからないといった場合もあるでしょう。
保護されているかいないのか、アドレスをよく見ると一番最初が「http」か「https」の差があります。
「http」は「保護されていない通信」と表示されるアドレスで、 SSL 化していないホームページです。
「https」は SSL 化されているホームページで、アドレスバーには鍵マークが表示されます。
SSL 化の SSL は「Secure Sockets Layer」の略で、インターネット上で送受信する情報が暗号化されている、ホームページの通信が暗号化されているという意味があります。
通信が暗号化されていると、ユーザーにホームページを利用してもらう際のセキュリティ対策のひとつになり得ます。
例えばお問い合わせフォームなどにユーザーがメールアドレスや個人情報を入力して送信する際に暗号化されるため、ユーザーの安心感にも繋がります。
SSL 化されたホームページには「SSL 証明書」が発行されています。
SSL 証明書を取るには有料もありますが、無料で取得もできます。
米国の非営利団体 Internet Security Research Group (ISRG) が提供している認証局「Let’s Encrypt」です。
「Let’s Encrypt」ではドメイン名があれば無料で SSL 証明書を取得することができます。
米国のなら英語が使えないとだめ?と思うかもしれませんが、日本の主なサーバー会社であれば「Let’s Encrypt」の採用も行なっているので、契約しているサーバー会社で手続きが可能です。
サーバー会社で「Let’s Encrypt」の SSL 証明書取得の手続きからホームページで SSL 化の設定までの流れのイメージは下記の通り。
サーバー会社で SSL 証明書の取得申請をする → 審査・認証手続きをする → サーバーに SSL 証明書をインストールする → ホームページの SSL 化設定をする
契約しているサーバー会社、運営中のホームページにもよりますが、WEB上で手続きができることもあります。
自身・自社のホームページ(運営サイト)が「保護されていない通信」と表示されていて、どうしていいのかわからない場合はご相談ください。
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