MW WP Form 5.0.5 へのバージョンアップは PHP 8.0 WP 6.0 が要件に

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WordPress でホームページを運営していると、定期的に WordPress の管理画面(ダッシュボード)に更新の通知が届きます。

WordPress 本体の更新であったり、プラグインの更新であったり、通知内容は様々です。

WordPress 本体にしてもプラグインにしても最新バージョンの詳細を確認せずに更新してしまうことがしばしばあるのですが、今回届いた MW WP Form 5.0.5 の更新についてはバージョンの詳細をチェックしてみることにしました。

すると、以下のように更新内容が記載されていました。

Changed requirements to PHP 8.0, WordPress 6.0

MW WP Form


PHP 8.0 と WordPress 6.0 を要件とする更新とのこと。

私の環境のお話ですが、アップデート前のサーバーの PHPバージョンは 7系でしたので、この変更は事前に確認しておいてよかった内容です。

この MW WP Form 5.0.5 の更新に対応すべく、契約しているエックスサーバーにて PHPのバージョンをアップデートすることからはじめます。

早速、2023年12月13日時点でのエックスサーバーの PHP 推奨バージョン 8.1.22 にアップデートしてみたところ、WordPress テーマで記述している register_widget にて Uncaught ArgumentCountError: Too few arguments to function WP_Widget::__construct()… が発生し、画面が真っ白になってしまいましたのでその修正が必要でした。

また、変数に $が2つ付いていて Undefined variable となっている箇所があったり、配列のキーチェックをしていなかったために Undefined array key が発生するなどの問題も生じていました。

PHP のバージョンアップによってエラーが発生する可能性がありますので、WordPress テーマのソースコードの見直しにもなります。

エックスサーバーにて PHPバージョンを 8系にアップデートし、エラー修正ができた後、MW WP Form を 5.0.5 に更新。

その後、MW WP Form で作成したメールフォームからメールをテスト送信しますと、エラーもなくメール送信ができました。

ということで、MW WP Form 5.0.5 に更新する場合は、サーバーの PHP バージョンと WordPress のバージョンをチェックしてからにしましょう。

今回ご紹介した例は一例ですが、Wordpress に届く更新に対して変更内容を確認せずにポチポチ更新していると、、、エラーが出てホームページが閲覧できない!と焦る場合もありますので、WordPress の更新内容は面倒でもチェックすることをおすすめします。

私も今後は更新内容に目を通して WordPress を更新していきたいと思います。

2024.3.14 追記

MW WP Form バージョン 5.0.6 にて PHP の要件が一時的に削除されているようです。

Temporarily Removed PHP requirements

MW WP Form

要件が変更となることもあると思いますので、引き続き更新内容を確認しながらアップデートを行うことがよいかなと思います。

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