WordPress で作成した「固定ページ」を「投稿」に、もしくはその逆、さらにはカスタム投稿タイプに投稿タイプを変更したい場合があります。
このような投稿タイプの変更には WordPress プラグインが便利ですが、投稿タイプを変更するプラグインのひとつである Post Type Switcher を実際につかってみることに。
今回 WordPress プラグイン Post Type Switcher を実際にインストールし、「固定ページ」を「投稿」に変更してみましたので、その大まかな流れをご紹介します。
WordPress の管理画面(ダッシュボード)にログインし、プラグイン から 新規プラグインの追加 に進み、プラグインの検索窓に Post Type Switcher と入力します。
Post Type Switcher の作者は Triple J Software, Inc. と記載されているものを選びました。
プラグインの詳細を確認すると、サポートされている投稿タイプに、固定ページから投稿へ、投稿から固定ページへ、投稿からカスタム投稿タイプへ、カスタム投稿タイプからカスタム投稿タイプと記載されていますので、今回実現したいことを叶えてくれるプラグインであることが期待できます。
記事を作成した 2024年2月17日 時点の有効インストール数は 200,000+、人気のプラグインであることが伺えます。
ただ、WordPress の対応する最新バージョンが 6.2.4、現在使っている WordPress のバージョンではテストされていないと記載されている点が少し気になります。
最新の WordPress ではチェックされていませんので、不具合が出ても仕方ないかもしれないことを承知の上で(まぁ、たぶん大丈夫だろうということで)インストールを進め、プラグインを有効化します。
プラグインの有効化後、投稿タイプを変更したい投稿の編集画面を開き、パソコンで見た際のサイドバーの投稿者の下あたりに「投稿タイプ」という箇所が追加されていることに気がつきます。
この時点で投稿タイプは固定ページです。
この固定ページという文字を押下すると Post Type Switcher という画面が開き、現在 WordPress で有効となっている投稿タイプ かつ Post Type Switcher で変更できる投稿タイプが一覧で表示されていることが確認できます。
今回は「固定ページ」を「投稿」に変更しますので、投稿にチェックを入れます。
すると以下のようなアラートが表示されます。
Are you sure you want to change this from a ‘page’ to a ‘post’?
このアラートは現在編集しているページを「固定ページ」から「投稿」に変更してもよいかの確認ですので、投稿タイプを変更したいページに間違いがなければ OK ボタンを押下します。
OK ボタンを押下するとページがリロードされ、投稿タイプが「投稿」に変更されていることがわかります。
投稿の文字を押下すると Post Type Switcher の画面が開きますが、ここでも「固定ページ」から「投稿」に変更できていることがわかります。
以上、WordPress プラグイン Post Type Switcher を利用することで、簡単に投稿タイプを変更することができました。
今使っている WordPress でテストされていないと記載されていましたが、特別問題が生じることもありませんでした。よかった。
余談ですが、今回投稿タイプを変更した固定ページの ID は 2395で、投稿に変更した後も ID は 2395、投稿 ID が変更されることはありませんでした。
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